はじめに

latias-mega
ラティアスがメガ進化した姿、兄と体色が同じなのが特徴。
種族値はH80 A100 B120 C140 D150 S110となっており、耐久、火力、素早さ全てが高水準であり、無駄も少ない。

ゲッコウガ-色ギルガルド（剣）-色
中でも耐久力が高く、耐久無振りでもゲッコウガの珠冷凍BやC特化ギルガルドのシャドボを耐えれるという並外れた耐久力を誇る。

ラティアスlatias-mega
タイプと特性は既存のラティアスと変わらないのであまりメガ進化する価値がないのではと思ってしまいそうだが、元々の種族値が高いこともありスペックは十分、ラティアスと違いトリック無効+叩き落すのダメージ軽減ができるのもポイント。

今回はそんなメガラティアスの型の中でも一番多いであろう、瞑想型について考察します。


調整案①とダメージ計算

latias-mega
メガラティアス　臆病　＠ラティアスナイト
実数値①：181-×-111-136-151-178（ラティアス時）
実数値②：181-×-141-166-171-178（メガラティアス時）
努力値：H204 B4 C44 D4 S252
確定技：瞑想　自己再生or羽やすめ　流星群　サイコショックorサイコキネシス　


耐久調整

陽気ガブリアスの逆鱗が高乱数１（97.2%～116%）
A特化マリルリのじゃれつくが低乱数１（89.5%～106%）
A特化メガバンギラスの噛み砕くを最高乱数以外耐え（83.9%～100.5%）
A特化メガバシャーモの叩き落すが中乱数２（45.3%～54.1%）
陽気メガミミロップの恩返しを最高乱数以外２耐え（41.9%～50.2%）
A特化ランドロスの叩き落すが確定３（41.9%～49.7%）
A特化キノガッサの岩石封じ確定４（27%～32%）

C特化サザンドラの流星群が中乱数１（92.8%～109.3%）
ゲンガーの珠シャドーボールが確定２（70.1%～83.4%）
ジャローダのリーフストーム（14.9%～18.2%）+C２段階上昇龍（53%～62.9%）の波動を耐える
ゲッコウガの珠冷凍ビームが確定２（66.2%～79%）
C特化ギルガルドのシャドーボールが確定２（64%～77.3%）
控えめC244振りのメガフシギバナのヘドロ爆弾が乱数３（32%～38.1%）

瞑想１積みでC特化ニンフィアの眼鏡ハイパーボイスが確定２（76.2%～90.6%）

瞑想２積みでC特化ギルガルドのシャドーボール乱数３（33.1%～39.7%）


火力調整

流星群でH4振りメガボーマンダを確定１（129.8%～154.3%）
流星群でD4振りガブリアスを確定１（125.6%～148.6%）
流星群（91.2%～107.4%）+珠ダメでH4振りゲッコウガを倒す
流星群で無振りファイアロー低乱数１（88.8%～105.8%）
↑ブレバの反動ダメ込みで倒す

サイコキネシスでH4振りメガミミロップ確定１（103.5%～123.4%）
↑サイコショックだと同条件で高乱数１（95%～112%）
サイコキネシスでH100振りまでのメガバシャーモ確定１（100%～119%）
↑サイコショックだと同条件で中低乱数１（90.4%～107.1%）
サイコキネシスでH252振りファイアローを確定２（50.8%～60.5%）
↑サイコショックだと同条件で低乱数２（45.4%～53.5%）
サイコショックでH252振りメガゲンガー中乱数１（91%～107.7%）
↑サイコキネシスだと同条件で低乱数１（89.8%～105.3%）

瞑想１積みの流星群でH212D4振りグライオン確定１（107.3%～127.1%）
瞑想１積みの流星群でH252振りウォッシュロトム中乱数１（91.7%～108.9%）
瞑想１積みのサイコキネシスでH252振りサンダー確定２（58.3%～69%）
瞑想１積みのサイコキネシスでD特化メガフシギバナを高乱数２（48.1%～57.7%）
瞑想１積みのサイコショックで補正なしHB252振りニンフィアを高乱数２（47.5%～56.4%）
瞑想１積みのサイコショックでB特化メガフシギバナを確定２（62%～74.8%）

瞑想２積みの流星群でギルガルド（剣）を確定１（104.1%～122.1%）
瞑想２積みのサイコショックでB4振りメガリザードンYが確定１（100%～117.6%）
瞑想２積みのサイコショックで図太いH4B252振りラッキーを超高乱数２（49%～58.2%）

瞑想３積みのサイコショックでB特化スイクン超高乱数２（49.2%～58.4%）


調整案②とダメージ計算

latias-mega
メガラティアス　臆病　＠ラティアスナイト
実数値①：181-×-111-131-156-178（ラティアス時）
実数値②：181-×-141-161-176-178（メガラティアス時）
努力値：H204 B4 C4 D44 S252
確定技：瞑想　自己再生or羽やすめ　身代わり　サイコショックorサイコキネシスor龍の波動　

耐久調整

H4n+1調整（実数値：181）

C4振りメガフシギバナのヘドロ爆弾で身代わりが中乱数で割れる（23.2%～28.1%）
C4振りサンダーのめざ氷を身代わりが最高乱数以外耐え（20.9%～25.4%）
C4振りクレセリアの冷凍ビームを身代わりが最高乱数以外耐え（20.9%～25.4%）
C特化ウォッシュロトムの眼鏡ボルトチェンジで身代わりが割れない（16%～19.3%）
C4振りヒードランのマグマストームで身代わりが割れない（13.2%～16%）

瞑想１積みでC特化ニンフィアのフェアリースキンハイパーボイスが確定２（74%～89.5%）
瞑想１積みでC特化ギルガルドのシャドーボールを最高乱数以外２耐え（43%～50.8%）
瞑想１積みでC特化ヒードランの眼鏡龍の波動確定３（40.8%～48.6%）
瞑想１積みで控えめC244振りメガフシギバナのヘドロ爆弾を身代わりが割れない（20.4%～24.8%）
瞑想１積みでC無振りポリゴン２の冷凍ビームを身代わりが耐える（18.7%～22%）

陽気ガブリアスの逆鱗が高乱数１（97.2%～116%）
A特化マリルリのじゃれつくが低乱数１（89.5%～106%）
A特化メガバンギラスの噛み砕くを最高乱数以外耐え（83.9%～100.5%）
A特化メガバシャーモの叩き落すが中乱数２（45.3%～54.1%）
陽気メガミミロップの恩返しを最高乱数以外２耐え（41.9%～50.2%）
A特化ランドロスの叩き落すが確定３（41.9%～49.7%）
A特化キノガッサの岩石封じ確定４（27%～32%）
不一致イカサマ（メガラティアスはA0想定）で身代わりが割られる（26.5%～32%）
A4振りナットレイのアイアンヘッドで身代わりが割れない（20.4%～24.8%）
A4振りグライオンの岩石封じで身代わりが割れない（10.4%～12.7%）

火力目安

サイコキネシスでH4振りメガミミロップを最低乱数以外１発（99.2%～119.1%）
↑サイコショックだと同条件で低乱数１（90.7%～107.8%）
サイコキネシスでH60振りまでのメガバシャーモを確定１（100%～118.2%）
↑サイコショックだと同条件で低乱数１（89%～106%）

瞑想１積みのサイコショックでHB252振りニンフィアを高乱数２（47.5%～56.4%）
瞑想１積みのサイコキネシスでH252振りサンダーを確定２（57.8%～68.5%）
瞑想１積みの龍の波動でH252振りサンダーを確定２（53.2%～62.9%）
瞑想１積みの龍の波動でD4振りガブリアスを確定１（119.1%～142%）

瞑想２積みのサイコショックでB特化サンダー超高乱数２（49.2%～58.3%）
瞑想２積みのサイコショックで図太いH4B252振りラッキーを高乱数２（47.8%～56.4%）
瞑想２積みのサイコキネシスでH252振りポリゴン２を確定２（50%～59.3%）

瞑想３積みの龍の波動でH252振りクレセリアを確定２（56.8%～67.4%）

瞑想５積みのサイコキネシスでH212D36振りヒードランを食べ残しの回復×２回込みで確定２（56.4%～66.8%）

瞑想６積みのサイコキネシスでクレセリアを高乱数２（48.8%～57.7%）
↑B特化クレセに対するサイコショックは確定３（34.3%～40.9%）


調整の指標と雑記

調整案①について
ゲッコウガ-色ゲンガーlopunny-mega
CはH4振りゲッコウガを流星群+珠ダメでちょうど倒せる程度。
Sはゲンガー等の110族を意識した最速。
Bはメガミミロップの恩返しが２耐えできる程度。
Dは端数だが超火力で弱点を突かれなければ起点にできる程度。
最低限の火力を確保しつつ、素早さは最速、余りが耐久という内容。


調整案②について
ゲンガーlopunny-megazapdos
Sはゲンガー等の110族を意識した最速。
Bはメガミミロップの恩返しが２耐えできる程度。
DはC4振りサンダーのめざ氷やC4振りクレセの冷Bを身代わりが耐える程度。
Cは端数。
身代わりを搭載しているので4n+1にHPを調整しつつ特殊耐久を調整したもの。
この型は使ったことがないので机上論ですが、毒々や電磁波に苦しむことがないので強そう。


lopunny-megablaziken-megazapdosファイアロー-色
サイコキネシスとサイコショックについてですが、ダメ計にもあるようにメガミミロップ、メガバシャ、サンダー、アローを意識するならサイコキネシス。

sylveongengar-megaラッキースイクン
流し際に一回積めばサイコショックで突破できるニンフィア、対面で突破できる可能性があがるポケモン（メガゲンガなど）、BDに大きな偏りがある相手（ラッキーなど）、瞑想合戦で優位に立てる（スイクンなど）を意識するならサイコショックという感じでしょうか。


調整のライン


Bライン

補正なし無振りでA特化メガガルーラの不意打ちを耐える（54.1%～64.5% + 27%～32.2%）
補正なしH44振りでA無振りファイアローのブレバ（31.6%～37.2%）×２+鬼火ダメ×２を耐える
補正なしH100振りでA特化メガガルーラの捨て身タックルを耐える（55.9%～66.6% + 27.3%～32.7%）
補正なしH236振りでA特化霊獣ランドロスの叩き落す低乱数２（42.1%～49.7%）
補正なしH252振りで陽気メガミミロップの恩返し確定３（41.7%～49.7%）
補正なしH236B20振りでA特化メガギャラドスの２舞氷の牙確定２（84.3%～99.4%）
補正なしH220B28振りでA特化マリルリのじゃれつくが低乱数１（86.3%～102.7%）
補正なしH236B28振りでA特化メガバシャーモの叩き落すが低乱数２（43.2%～51.8%）

Dライン

補正なし無振りでゲッコウガの珠冷凍ビーム確定２（80.6%～95.4%）
補正なし無振りでゲンガーのシャドーボール確定２（81.9%～97.4%）
補正なしH60振りでメガルカリオのC2段階上昇ラスターカノンが確定２（83.4%～99.3%）
補正なしH76振りかつ瞑想一積みでC特化ニンフィアの眼鏡ハイパーボイスを耐える（83.6%～99.3%）

Cライン

補正なしC無振りのサイコキネシスでH4振りメガバシャーモ確定１（105.1%～124.3%）
補正なしC無振りのサイコショックでH252振りメガフシギバナを確定２（54.5%～65.2%）
補正なしC無振りかつ瞑想１積みのサイコキネシスでH252振りサンダーを確定２（56.3%～67%）
補正なしC12振りのサイコキネシスでH4振りメガミミロップを確定１（102.1%～120.5%）
補正なしC44振りの流星群（91.2%～107.4%）+珠ダメでH4振りゲッコウガを倒す
補正なしC100振りのサイコキネシス（41.4%～48.6%）+流星群（58.5%～69.6%）でH4振りメガガルーラを倒す
補正なしC132振りかつ瞑想１積みのサイコキネシス（41.3%～49.2%）+流星群（59.6%～70.6%）でH244振りポリゴン２を倒す
補正なしC188振りのサイコショックでH252B4振りメガゲンガーを確定１（100.5%～118.5%）
補正なしC220振りのサイコキネシスでH252D4振りメガゲンガーを確定１（100.5%～118.5%）
補正なしC252振りの龍の波動でH4振りメガボーマンダ高乱数１（98.2%～116.9%）
補正なしC252振りの龍の波動でD4振りガブリアス高乱数１（95%～112.5%）
補正なしC252振りかつ瞑想１積みの流星群でH4振りメガガルーラ高乱数１（97.7%～114.9%）


おわりに

latios-mega
メガラティアスを実際に使ってみて思ったのは、やはり耐久の高さが異常なことですね。
有効打がないポケモンは勿論のこと、ある程度火力をもっていてもメガラティを突破するのはほぼ不可能に近いです。

ギルガルド（剣）-色mawile-megaスイクン
しかし、ガルドが厳しい（相手の行動や型次第では突破できるが）、フェアリーが厳しい、吠えるもちがどうしようもないなど、使いにくい一面も持ち合わせるので運用できるPTをかなり選びますね。
メガ進化がなかった第五世代よりだいぶ使いにくくなっている印象を受けます。

latios-mega
今回はこれで以上です。
このメガラティアスに関して質問、疑問、感想、問題点、改善案、ミスの指摘等があればコメントでどうぞ。


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