ゲッコウガについて

ゲッコウガ-色
S122という素早さ、技範囲の広さ、特性:変幻自在という要素から速攻ATとしての資質に恵まれたポケモン。

ACはさほど高くはないが、特性:変幻自在のおかげで全ての技をタイプ一致で放つことができ、種族値以上の火力が出るように感じる。

メガガルーラsylveon
XYでは特殊型が基本で極希に物理型や両刀型を見かけるという感じでしたが、ORASになってから教え技でけたぐりとダストシュートを習得することにより、両刀型がメジャーになりました。
この新規習得技のおかげでメガガルーラやニンフィアに対する打点を得たのは大きい。

今回はそんなゲッコウガについて考察します。


調整案とダメージ計算

ゲッコウガ-色

ゲッコウガ 無邪気 @命の珠
実数値147-147-87-124-81-191
努力値A252 C4 S252
確定技:けたぐり ダストシュート 冷凍ビーム
選択技:悪技 草結び 特殊水技 水手裏剣etc

技については豊富すぎるので他は省略しました。

火力目安

けたぐりでB特化ポリゴン2を乱数3(29.6%~36.4%)
けたぐりでH4B252振り図太いラッキーが超低乱数2(42.9%~50.9%)

けたぐりでH4振りメガガルーラを最低乱数以外一発(98.8%~117.6%)
けたぐりでH4振りゲッコウガを確定1(102%~120.9%)
けたぐりでH212B4振りヒードランを確定1(
106.2%~126.4%)
けたぐりでH4振りメガルカリオを確定1(
108.9%~130.1%)
けたぐりでH4振りサザンドラを確定1(117.8%~139.2%)

ダストシュートでB特化ウォッシュロトムを高乱数2(
47.7%~57.3%)
ダストシュートでH252振りメガフシギバナを高乱数2(
48.6%~58.2%)
ダストシュートでB特化ピクシーを高乱数1(
94%~111.8%)
↑乱数を下から5つ切って倒す
ダストシュートでB特化ニンフィア確定1(
100.4%~119.8%)
ダストシュートでH252振りマリルリを確定1(
125.6%~148.3%)

冷凍ビームでH252振りサンダー確定2(76.6%~90.8%)

冷凍ビームでH252D100振りまでのチョッキ霊獣ランドロスを確定1(103.5%~121.9%)
冷凍ビームでD4振りガブリアスを確定1(170.4%~204.3%)
冷凍ビームでH4振りメガボーマンダを確定1(176.6%~209.9%)
冷凍ビームでH212D4振りグライオンを確定1(196.6%~232.2%)


悪の波動でH252振りクレセリアを低乱数2(44.4%~52.8%)
悪の波動でH252振りギルガルドを確定2(51.4%~62.2%)
悪の波動でH252振りメガメタグロスを確定2(59.8%~72.1%)
悪の波動でH252振りメガゲンガーを確定2(76%~90.4%)

辻斬りでH252振りメガゲンガーを中乱数1(90.4%~108.9%)

草結びでD特化ラグラージを確定1(113%~135.7%)

耐久目安

A特化キノガッサのテクニマッハパンチで確定1(106.1%~126.5%)
A特化メガガルーラのねこだまし+不意打ちを全て最高乱数以外耐える
↑猫だまし(
34.6%~41.4% + 17%~20.4%)+不意打ち(23.1%~27.2% + 11.5%~13.6%)
A特化ファイアローのプレートブレイブバードで中高乱数1(
92.5%~110.2%)

メガルカリオの真空波で高乱数1(97.9%~117%)


調整の指標と雑記

メガガルーラピクシーゲッコウガ-色
Aは乱数が絡むものが幾つかあるのでぶっぱ。
Sはミラー意識の最速。
Cは端数。
調整することも考えたがAについてはぶっぱしないと倒せるものが倒せなくなったりするし、Sはミラーの個体数が多いことを考慮し、ASぶっぱが最も実用的であるという結論に至った。

メガガル、耐久振りニンフィアなどのポケモンを倒せるようになるので襷より珠の方が両刀型にあっていると思い、持ち物の基本は珠にしてあります。

性格は無邪気ということにしてあるが、仮想敵次第ではせっかちも候補になり得る。

メガガルーラtyranitarマリルリsylveon
特殊一本ではなく両刀にするメリットについてだが、メガガルーラやメガバンギラスといった従来の特殊技では倒せなかった相手に有効打を得たのと、今まで苦手としていたフェアリータイプ(特にニンフィア)にダストシュートで殴れるというのが大きい。

salamence-megagarchomp
特殊型と同様に氷4倍弱点のポケモンを大抵倒せるのもポイント。

gengar-megaカバルドンサンダーcresselia
当然だが両刀型のデメリットも存在し、H252振りメガゲンガー、カバルドン、サンダーなどを一撃で倒すことが技範囲の関係上難しくなる、クレセリアを確定2にできなくなるなど、従来相手にできたポケモンが倒せなくなったり、役割遂行速度が遅くなるなどのケースが存在するため、一概にどちらが良いか論じるのは難しい。


調整のライン

上記以外の努力値振りを想定しなかったので無し。



おわりに

ゲッコウガ-色メガガルーラsylveon
今回は両刀ゲッコウガについて考察しました。
見れる範囲が特殊型と異なるポケモンが幾つかいるので、それらの仮想敵に強くありたいか否かで型を決めるといいでしょう。

ポリゴン2chanseyscizor-megaギルガルド(盾)-色
lopunny-mega
blaziken-megaファイアロー-色キノガッサ
火力や耐久の関係上ゲッコウガが有効打のない相手、ゲッコウガより速い相手、ゲッコウガが耐えられない高火力の先制技持ちの相手がどうしても苦手になってくるのでそれらの対処は後続でしっかりとしておきたい。

ファイアロー-色blaziken-mega
格闘タイプと鋼に強いファイアロー、ポリ2と鋼に強いメガバシャーモ辺りが個人的なオススメです。
これについてはPT内で相談して決めるといいでしょう。

ゲッコウガ-色
調整のリクエストということでゲッコウガが選ばれましたが、ASぶっぱが一番使えるという結論に至ったのでぶっぱになりました、特別な調整を期待していた方はすいません。
このゲッコウガに関して質問、疑問、感想、問題点、改善案、ミスの指摘等があればコメントでどうぞ。