はじめに
第五世代は夢特性が♂から遺伝しないのでバトンと加速の両立が不可能でしたが、
第六世代から夢特性が♂からでも遺伝するようになったため実現可能になった型。
色んな技を後続に引き継げるが、基本的にはビルド+加速を後続に受け継ぐ。
夢バシャーモがバトンタッチと両立できる積み技
補助技:剣の舞(A2段階上昇)
補助技:ビルドアップ(A1段階上昇、B1段階上昇)
補助技:爪とぎ(A1段階上昇、命中率1段階上昇)
補助技:きあいだめ(急所率2段階上昇)
補助技:影分身(回避率1段階上昇)
補助技:高速移動(S2段階上昇)
補助技:呪い(A1段階上昇、B1段階上昇、S1段階下降)
攻撃技:ニトロチャージ(S1段階上昇)
攻撃技:グロウパンチ(A1段階上昇)
実用的なのは剣舞、ビルド辺りです。
他にも弱点保険を持たせて強引にACを上昇させるという方法もあります。
調整案とダメージ計算①
バシャーモ 図太い @ラムの実or弱点保険
実数値:183-×-122-130-90-116
努力値:H220 B164 S124
確定技:ビルドアップ バトンタッチ 守る 身代わりor攻撃技
攻撃技が物理技であれば性格を腕白にして下さい。
耐久調整
8n-1調整(実数値:183)
身代わりでHPが45削れる
A特化カイリューの鉢巻神速確定3(41.5%~49.1%)
A特化マリルリの鉢巻アクアジェットが確定2(68.8%~81.9%)
陽気メガガルーラの地震が中乱数1(60.1%~71%+30.6%~36%)
陽気ガブリアスの地震が中乱数1(91.8%~109.2%)
ゲッコウガの神通力を最高乱数以外耐え(85.2%~101.6%)
冷静ギルガルドのシャドーボール(60.6%~72.1%)+影討ち(18%~21.3%)を確定耐え
C4振りヒードランの噴煙を身代わりが高乱数で耐える(20.7%~24.5%)
↑上から乱数を2つ切って身代わりが耐える
B1段階上昇でA特化ガブリアスの地震が確定2(68.8%~81.9%)
B1段階上昇で陽気ガブリアスの珠地震が確定2(80.8%~95%)
B1段階上昇でA特化ファイアローの鉢巻ブレイブバードを高乱数耐え(89.6%~106%)
↑上から乱数を5つ切って耐える
S調整
実数値:116 = 通常で準速バンギラス抜き抜き抜き
実数値:174 = 一回の加速で最速105族抜き抜き
実数値:232 = 二回の加速で準速スカーフガブ抜き
調整案とダメージ計算②
バシャーモ 臆病 @ラムの実or弱点保険
実数値:185-×-97-131-101-128
努力値:H236 B52 C4 D84 S132
確定技:ビルドアップ バトンタッチ 守る 身代わりor攻撃技
攻撃技が物理技なら性格を陽気にして下さい
耐久調整
身代わりでHPが46削れる
A特化マリルリの鉢巻アクアジェットを最高乱数以外耐え(84.3%~100.5%)
C4振りヒードランの噴煙を身代わりが確定耐え(17.8%~21.6%)
C4振りポリゴン2の放電を身代わりが確定耐え(20.5%~24.3%)
ゲッコウガの波乗りを最高乱数以外耐え(84.3%~100.5%)
B1段階上昇でA特化ガブリアスの地震を最高乱数以外耐え(84.3%~100.5%)
B1段階上昇でA特化メガガルーラの地震が確定2(55.1%~64.8%+27%~32.4%)
B1段階上昇でA特化カイリューの鉢巻地震を高乱数耐え(85.4%~101.6%)
壁張り前提
陽気ガブリアスの鉢巻地震を最高乱数以外耐え(85.9%~101%)
A特化マリルリのA4段階上昇アクアジェットが確定2(84.3%~99.4%)
A特化ファイアローの鉢巻ブレイブバード確定2(82.7%~97.8%)
C特化ウォッシュロトムの眼鏡ハイドロポンプを最高乱数以外耐え(85.9%~101%)
C特化ポリゴンZの適応力眼鏡破壊光線確定2(84.3%~99.4%)=等倍の超火力ならなんでも耐える
C4振りヒードランの大地の力が確定4(27.5%~32.9%)
C4振りメガフシギバナのヘドロ爆弾を身代わりが耐える(19.4%~23.2%)
C4振りサンダーの10万ボルトを身代わりが耐える(20%~23.7%)
S調整
実数値:128 = 通常で準速75族抜き
実数値:192 = 一回の加速で最速ゲッコウガ抜き
実数値:256 = 二回の加速で最速スカーフガブリアス抜き抜き抜き
調整の指標と雑記
調整案①は最低限のSを確保し残りB。
物理が普通のバシャに比べ高く、タイプ一致弱点を突かれない限り突破されることはない。
物理方面に乱数が目立つのでSを犠牲にしても耐えたいのであればH252 B236で陽気ガブの地震確定2が可能になる。しかし、ここまでBに割くと抜ける相手が大幅に減り、守ってからビルドを上から積むというようなことが難しくなるので悩みどころ。
調整案②はSが加速1回で最速ゲッコウガ抜き、Bが壁込みで鉢巻ガブの地震を最高乱数以外耐え、Dが壁込みで眼鏡水ロトムのドロポン最高乱数以外耐え。
壁前提の調整なのでラティオスとかニャオニクスとかと組ませることになる調整。
壁が無くともビルドを積んでからスカガブの地震を耐えられるので壁ポケと組ませなくても使えないことはない。
調整のライン
Sライン
Sの調整先一覧です、仮想敵に合わせて振りましょう。
補正なし124振りor補正ありS44振りの実数値:116
実数値:116 = 通常で準速バンギラス抜き抜き抜き
実数値:174 = 一回の加速で最速105族抜き抜き
実数値:232 = 二回の加速で準速スカーフガブ抜き
努力値配分例:H220 B164 S124
補正ありS132振りで実数値:128
実数値:128 = 通常で準速75族抜き
実数値:192 = 一回の加速で最速ゲッコウガ抜き
実数値:256 = 二回の加速で最速スカーフガブリアス抜き抜き抜き
努力値配分例:H252 B52 C4 D68 S132
補正ありS180振りで実数値:135
実数値:135 = 通常で最速70族抜き
実数値:202 = 一回の加速で最速メガゲンガー抜き抜き
実数値:270 = 1枚破った最速パルシェン抜き抜き
努力値配分例:H252 B52 C4 D20 S180
補正ありS204振りで実数値:138
実数値:138 = 通常で準速85族抜き
実数値:207 = 一回の加速で最速メガライボルト抜き抜き
実数値:276 = 準速すいすいキングドラ抜き抜き
努力値配分例:H252 B52 S204
おわりに
このバシャーモと組ませるべきポケモン
バトンから繋いで無双できるポケモン
ガルーラは襷に強く、範囲も広いのでバトンさえ繋げば全抜き可能。
ヘラクロスもガルーラ同様襷に強く、範囲も広いのでバトンさえ繋げば全抜き可能。
ギャラドスは範囲が広く、型破りのおかげで天然相手にABS上昇を阻害されない点が優秀。
これらのことから範囲の広い物理ATと組ませて上げるのが最適でしょう。
両壁を張れるポケモン
純粋にビルドを積みやすくなるからという理由。
個人的には置き土産からすぐ繋げるラティや、欠伸で強引に積む機会を作るニャオニクスがオススメ。
天然ポケモン粉砕枠
加速バトンにとって辛いなんてもんじゃない相手の天然(ピクシーとヌオー)を粉砕する枠。
リザYやメガバナは両者共に見れるので心強い、この対策枠がないとピクシー一匹で積むので必ず用意しておきたい。
ファイアローとマリルリのせいで一旦は個体数が減りましたが、最近ではバシャサンダーの並びで個体数が大幅に増えましたね。
このバシャーモに関して質問、疑問、感想、問題点、改善案、ミスの指摘等があればコメントでどうぞ。
追記:2014年11/14日に調整案の変更等を行うついでに、レイアウトも変更しました。
コメント一覧 (25)
全くもってその通りです、2段階上昇に修正しておきます。
早急に教えていただけて助かります。
でも壁張りから展開してガルーラやヘラクロスに繋げられると全く対処できないので戦術としては非常に有効なんですよね。
私としてはアタッカーのイメージが強いバシャだからこそバトンが読まれにくいので、むしろ攻撃性能が高いのはイメージの植え付けになるので利点にもなりえます。技スペの関係上、攻撃技を投入できないのは残念ですけどね。
他にも両壁バトンが有名になってしまったのでニャオニクスと一緒にいると一発でバレてしまうのが残念です。
>山田さん
136で計算してあったので正しい値に直しておきました。
わざわざご報告ありがとうございます。
吠える対策の吠えるはカバやラグには地震で突破される危険がある為、実質エアームドピンポになります。そのエアームドは特殊炎技で処理できるので候補にすらなり得ない技だと思います。
そもそも吠えるが他の技を差し置いてまで採用すべき技とは思えません。
自分は身代わりの残しやすさに注目しましたが攻撃技を完全に切る勇気がなく、止むを得ず剣舞バトン膝で守るを切ってしまった結果、選出が非常に難しくなってしまいました。
0ウェポンでビルド型ならもっと使ってあげられたかもしれません。今後の参考にさせていただきます!
AとSが上昇した状態でメガヘラにバトンタッチすれば相手にファイアローがいない限り全抜きが可能になるので本当に強いですよね。
ビルドであれば身代わりを採用しやすいので、後続に身代わりを残した状態で繋げられるのが魅力です。
質問なんですが、ラムのみは基本どこ意識なのでしょうか?
上の調整の場合、腕白か図太いにして努力値をB124、S124にしたら実数値同じで努力値が8余りませんか?
性格ずぶといで、H220 B156 S124 で同じ実数値にできます。
さらに言うと、残った8をBに振れば、ガルーラの地震が中乱数から低乱数へ、ガブリアスの地震が高乱数から中乱数になります。
Bが11nになるので補正をかけた方が努力値を少なく使うことができますね。
なので努力値配分とそれに伴うダメージ計算を修正しておきました、教えて頂きありがとうございます。
バナの眠り粉、クレセの電磁波などです。
身代わりとの相性もいいです。
選出段階で縛られることが多いので活躍するのが少ないのは仕方ないと言えば仕方ないです。
1積みまでしていることを前提にアローをバシャで倒してからバトンするプレイが必要になるため、攻撃技はエッジかブレバあたりがいいかもしれません。
メガヘラのほうも地震を持たせたほうがいいと思います。
私もバトンバシャ+メガヘラで回しましたがファイアローがどうしても重いので、こればかりはしょうがないと割り切り、別の選出をして対応していました。ファイアローをバシャ処理する必要性は全くないし、ファイアローがいると十中八九選出されるのでバトンバシャ+メガヘラの選出をしない方がいいと思います。
メガヘラに地震を持たせることでギルガルドをA1上昇地震で粉砕できるので、バトンバシャのバトン先にメガヘラを置くなら地震は必須レベルです。なので、メガヘラに地震を持たせた方がいいというのには同意します。
そういうのは自分で計算して下さい。
辛いなんでもんじゃない→辛いなんてもんじゃない
ではないでしょうか?細かいですが
誤字ですね、修正しておきます。
メガヘラに繋ぐんですが火力、耐久共に高くなるため使いやすかったです
またアローが居た場合はバンギに繋ぐことも多々ありました
アローに強くABS上昇、砂でタスキ潰しとD上昇があり、メガヘラとの相性が良かったのでよく使いました!
バンギも範囲が広く、アローに強いのでバトン先の候補に十分なりえますね。
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